ICT(感染対策)チーム
ICT(感染対策)チームについて
感染対策チームは医療に関連する感染症を減らすことを目的としたチームであり、当院では医師、薬剤師、検査技師、看護師の4名で構成され、それぞれ専門的知識を活かし、病院長直属の組織として活動しています。
感染対策のための組織の運営をしながら院内感染防止対策委員会の実働部隊として活動しています。主な業務内容は、病院ラウンド、感染症発生状況の把握、職員の教育や相談対応、マニュアル作成、設備管理、廃棄物管理などを行い、感染症の予防に努めています。感染対策チームの看護師は専従として配置され、感染症発生時には集団発生につながらないように迅速に行動できる体制を整えています。
2050年には、薬剤耐性菌による死者が、がんによる死者数を上回ると報告されています。薬剤耐性菌対策として重要なのは、抗菌薬適正使用です。当院では、抗菌薬適正使用支援チームも組織し、感染症治療のサポートや抗菌薬使用量などの監視を行っています。
感染対策チーム/抗菌薬適正使用支援チームは、院内だけではなく院外にも目を向けています。高齢者施設や在宅においても、感染対策が推進される取組が必要であり、治療やケアを提供するのであれば、標準的な予防策や耐性菌対策に関する知識は必須となります。感染対策や抗菌薬に関して、お困りの事がありましたら感染管理認定看護師の藤極までご相談ください。
感染対策チーム構成
医師 (小児科医)
看護師 (感染管理認定看護師)
薬剤師
検査技師