排尿ケアチーム
排尿ケアチームは、膀胱留置カテーテル抜去後の排尿障害を改善するために、泌尿器科医師、看護師3名、理学療法士で包括的なケアを提供することを目的としています。病気やけがで入院をすると、治療のために、膀胱留置カテーテルを入れることがあります。膀胱留置カテーテルを長期に留置すると、尿路感染をおこしてしまうと共に、下部尿路機能低下に繋がります。膀胱留置カテーテルを1日でも早く抜去し、尿路感染を防止すると共に、自力での排尿管理が出来る事をめざしています。
尿道留置カテーテル抜去後、「何度もおしっこにいく」「おしっこがでない」「おしっこに間に合わない」おしっこが出たことを他者に伝えられない、というような悩みを、患者さん・主治医・看護師と共にどうしたらいいか考え、個々にあった排泄方法や、排泄道具などの検討などを行い、その人にとってよい排泄環境となるようお手伝いしています。
毎週水曜日の午後活動をしています。現在は1病棟のみ介入していますが、今後は院内全体で介入していきたいと考えています。